母乳育児とエネルギー消費

母親は、母乳で赤ちゃんを育てることで、1日500kcalを消費します(コラム参照)。このうち150 kcalは妊娠中に蓄えた脂肪分を使うので、残り350 kcalは食事からとる必要があります。もし母乳を与えない場合は、この150 kcal分を運動など別の方法で消費しなければなりません。母乳で育てている母親は「おなかがすく」とよく口にしますが、それだけのエネルギーを消費しているわけですから当然のことなのです。

母乳育児は将来的に、母親のメタボリックシンドロームや糖尿病、高血圧、脂質異常症などの予防につながります。母乳育児をするだけで元気に年をとっていけるとしたら、非常に大きなメリットがありますね。逆にいえば、出産後に母乳を与えないと母親の体に内臓脂肪がたまってしまうことにもなり、不自然なことになります。もちろん、人工栄養を選択せざるを得ない場合もありますので、その際は、どのようにすれば母親が健康に過ごせるかを考える必要があります。

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